感動革命 Project

人間力=「感動力」「認識力」 これからの時代を楽しむための”力”を育てよう。

沖縄 ヌリ路

沖縄との新しい出会い 

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新しい出会いには、”準備”が必要だ ー

 

 弾けるような日差し

 誰もが心奪われる美しい海

 満点の星空

 ゆっくりと流れる時間

 

沖縄の景色は、

どこか異国を思わせる、独特な雰囲気がある 🌺

 

 

私は、過去に何度か訪れていて、

すっかりリゾート気分で、

名所を巡り、自然を堪能した記憶しかありませんが、

 

今回は、

新しい沖縄と出会えて、とても嬉しかったです。

 

 

どんな観点で出会うか?

で、例え毎回同じ景色を見たとしても、

世界が変わったかのように、

新しい景色と出会う。

 

”誰と一緒に旅するか” も、とても重要!!

どんな観点で見るか、にとても影響を与えるから。

 

出会う前に、

観点をチューニングする。

 

 

準備

 

例えば、人と会う前に…

その人に対しての印象やイメージなどが、

事前に有るのと無いのとでは、何か心境に違いがありませんか?

 

ヌリ路では、

その土地と出会う前に、

その土地の地理的要素や歴史的要素などの背景を共有し、

観点を広げてから実際に現地を歩きます。

新たな出会いを通して新しいストーリーを描いていく。

 

これが、その人それぞれで大変面白いのです。

 

 

スポーツやビジネスの世界においても、

準備の段階で結果が決まる

と言われるように、

人と会うのも、仕事をするにも、成績・業績が上がったりするにも、

何をどのように事前準備するかで、

結果の度合いが全く違う。

 

旅においてもそう、

結果的に、その旅の充実度、感動、価値が変わる。

 

博物館を回る前に、器をつくる

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博物館を周りながら、新しい観点を参考に☆

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沖縄の背景と出会う

 

沖縄と出会う前の準備。

 

沖縄の地理的、歴史的背景は、本当に凄まじい。

日本で唯一、人と人が対面で殺しあう地上戦が行われた場所、沖縄。

 

沖縄は、

日本ではなく琉球王国だった。

大陸と交流しながら独自の文化を作り上げてきた島国。

 

琉球王国から、

江戸〜明治には、沖縄藩、沖縄県になり。

 

第二次世界大戦では、

日本の最後の砦として凄まじい地上戦が繰り広げられ、

多くの民衆も巻き込まれ、まだ幼い学徒兵も多く、

また当時占領下であった朝鮮半島の方達も一緒に戦っており、

敵味方も含めれば約20万人もの人が亡くなったという…

 

そんな中で、

アメリカのスパイになるかもしれないなどと疑われ、

日本人に差別され殺されたりという話もあります。

 

日本の敗戦後、

アメリカの統治下へ。

 

戦後、日本がアメリカから復帰するも、

平和条約において、沖繩はアメリカのまま日本から分離された。

 

沖縄が日本へ返還されたのは、1972年のこと。

 

東西冷戦が加熱する中、

朝鮮戦争ベトナム戦争勃発で、地理的に沖縄という島が、

どれだけアメリカにとっては要所であったのか?

ということが伺えます。

東側諸国に対しての抑止力を持った軍事基地であった、沖繩。

 

沖縄県民の中では、

日本に差別され捨てられたという苦い思いもあり、

日本と一緒になるのは嫌だ!という意見もあったが、

アメリカ軍人による事故や事件が多発するも、全てにおいて優遇されていたア

メリカ人に対しては、うやむやになるケースも多い現状の中で、日本への復帰

を願うようになります。

 

「平和になりたい。」

 

と、日本を選択した沖繩の姿があります。

 

沖縄戦で亡くなった方達の慰霊碑「平和の礎」一緒に戦った外国人の方々も祀られています。

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【沖縄の願い】平和の詩 「生きる」慰霊の日 2018

 

 

未来へ向けて

 

平和になりたい、と日本になることを選択したのに、

今もなお、米軍基地が多く残る沖縄。

 

日本人だ、とも言いたくないし、

アメリカ人…でもないし、

 私は、沖縄人です、と言う人もいる…

 

弱い立場として、幾度となく差別を受け、

環境の変化によって変わらなければならない、

コロコロとアイデンティティが変わって定まらない苦しみを味わっている、そ

んな沖繩の姿を感じました。

 

『それは、

 沖縄だけのことではないのではないか?』

 

ヌリ路では、そう参加者に投げかけます。

 

 環境が変われば、あっちに合わせ、

 上司に言われれば、そっちに合わせ、

 状況、条件によってコロコロ変わらざるを得ず、

 結局、自分が何を考え、何を感じているのか分からない、

 どうすればいいのか考えることができない…

 

そんな現代人もまた、同じ状況ではないでしょうか?

 

過去の痛みを受け止めて、

過去の出来事・事件に止まらず、

今と繋げ、

未来へメッセージを繋いで行かなければなりません。

 

今回の沖縄の旅は、

韓国の方達と一緒に周りました。

韓国のガイドさんと日本のガイドとのコラボ企画。

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これがまた画期的で良かった!!

参加された方々も、それぞれに固定していた観点に風穴が空いて、

刺激や気付き、感動があったようです。

 

日韓の間には、歴史的、政治的、世界の思惑的にも様々なわだかまりもある

し、解決できていない重たい複雑な問題もあるけど、

国家民族や宗教の境界線などを溶かして結び直す、

そんなきっかけになったのではないか、

未来、世界に向けてのメッセージと希望の光を感じました。

 

観点の広がりは、

日常の出会いに変化を起こします。

 

ぜひ、この観点の変化の楽しさを、みなさんにも味わって欲しい!

そう願って止みません😊

 

ぜひ、色んなコースがあるので、参加してみてください

教育観光 ヌリ路 / 누리路 - ホーム | Facebook

 

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今回訪れたところ

 

 沖縄県立博物館

 首里城

 平和祈念資料館

 ひめゆりの塔

 

 斎場御嶽

 国際通り

 残波岬

 

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 今回ご一緒した韓国のみなさんと
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ヌリ路スタッフ打ち上げにて🍺
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また会いましょう!

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