感動革命 Project

人間力=「感動力」「認識力」 これからの時代を楽しむための”力”を育てよう。

VIVA 韓国 LIFE

韓国との新しい出会い

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自分の人生の転換期を語ってみる

 

韓国と日本は違う?!

 

当 たり前のことですが、

日本人として日本に住み、見たり聞いたり、イメージしていた韓国。

 

この韓国の地に渡り、生活をすることになりました。

何回も来たことがある韓国ですが、実際に住んでみて感じたこと。

 

すぐお隣の国であり、同じアジア人、容姿も良く似てるのに、

 

日本とは…

全く違う!

何がって、何もかもが(笑)



この全く新しい違い、観点と出会って、

人生の中で初めてと言って良いくらいの破壊力で衝撃を受けました💧

 

まぁ、私も少しは、観点柔らかく広がってきたのかな、なんて思ってました

が、

 

「めちゃくちゃ固定してたやん?!」

 

っていうこと気づき…

自分が当たり前、絶対って思ってる事や常識って、無意識に刷り込まれてて本

当に根深いなぁ、と痛感しました。

 

この想定外、自分のイメージの外の観点と出会うことによって、

固定していた考えが客観視できたり、

新しく出会った観点と比べたりできるのが面白いし、

かなり肩の荷が下りたというか、もっと自由な発想ができるようになったと思

います。

 

 

”日本”という無意識の概念

 

特 に、

「日本」という国の観点、

「日本人だ」というアイデンティティ

日本の文化、思考方式などは、生まれた時から当たり前に触れて養っているも

のなので、

これが絶対だ!!」

という観点は、国家・民族によって常に固定して存在しているんだ!というの

を実感しました。



お隣韓国とは、言語は当然、文化、考え方も違うんですね。

 

『”言語”が思考方式をつくる』

 

と聞いたことがありますが、

韓国語を学んでみて「なるほど!」と納得。

 

韓国語で思考し話し交流し行動するから、韓国人らしくなっていくし、

日本語で思考し話し交流し行動するから、日本人らしくなっていく…

 

韓国語の表現は、いたってシンプル、はっきりしていると思います。

とにかく誰が何をやったか、端的にストレートに、

思ったことをその時に表現するイメージですね。

 

日本語の表現が、いかに曖昧で遠回しで、はっきりしないのか?!

日本人の思考方式がそうなってる、ってことですけど、

私は、生まれてこのかた日本語が母国語なので、

伝えたいことを日本語で思考して韓国語に変換して話してみると、

そんな表現はしない、

何を言っているのか、何が言いたいのかさっぱりわからない…

と言われます。



違いの背景

 

教育観光ツアー ヌリ路を通して、

言語、思考方式の背景には、

地理的背景や、歴史的背景からくる違いがあることも学びました。

 

改めてこの国と出会う機会をもらい、

韓国にとどまらず、日本と韓国の関係性や、アジア、世界へと繋がって理解し

たりストーリーを描いてみた時に、さらに「なるほど!!」と、違いを理解が

でき、境界線を溶かして自由にイメージしてみることができるようになりまし

た。



日 本は海に囲まれた小さな島国で、

あまり外から侵略を受けたことがなく出来上がった国であること。

なので、独自に文化を育み、戦うというよりお互い助け合って、自然の脅威や

危機に立ち向かう、といった構図ですね。

 

朝鮮半島は、大陸と陸続きの半島であり、常に攻め込まれる危険にさらされ

戦わなければならない状況下にあったということ。

 

朝鮮戦争に至っては、”今日の味方は明日の敵”のように、

戦時中の想像を絶する激しい境界線の移動によって、

思想やイデオロギーがコロコロ変わってしまうという、

隣の人がもはや信じられない不信感。

 

戦争が終わった!と安心した瞬間、また戦争が始まる…

今度は敵となって殺されるかもしれない切迫感。

 

いつ何時逃げなければならない、

逃げている間にも境界線が引かれ、家族が生き別れになる悲しさ。

 

常に、今ここ選択、決断して、自分がどうしたいか決めなければならない焦燥

感。

 

この先どうなるか全く見えないし分からない…

という緊張感が常に漂っている状況を、想像できますか?

 

元々は同じ民族で同じ言葉を話していた者同士が殺し合わなければならない、

このやるせなさ、恨みのような感情をどう整理したら良いのか。

 

南北分断の苦しみを味わっている、

そのDNAが深く刻み込まれている、

今の韓国の思考方式、言語誕生には、このような背景があるからではないでし

ょうか?

 

今 この瞬間が大事

 

 「今を生きる!」

 「今を生きろ!!」

 

そんなエネルギーを感じる国なのです。

 

 

地理的 歴史的背景、思考方式、言語の土台で

 

例 えば、仕事やビジネスの場面でも、

自己主張は当たり前、売り込み、見せ方がとても上手だし、効率主義であるこ

と。自分自身で決定しどんどん実践してカタチをつくっていくスタイル。

 

日本では、自己主張は、やり過ぎると嫌われるし、

謙遜や遠慮が美徳のような…

 

 「いえいえ、そんなことないです〜」」

 「そんなにできません〜」

 「まだまだです〜」

 

なんて韓国で言ってたら、

 

 「あらそう、できないのね、じゃいいです、あなたには頼みません。」

 

ってなります。

 

日本人は、相手を基準に考えて気を使うから、

建前はするし、駆け引きもするし、柔らかい表現を使うし、

そのうち自分は一体何をやりたいのか、何を考えてるのかわからなくなってし

まいがちですが、それは、単純に「平和だったから」というのもあるのではないでしょうか。

 

「どうしよう?!」って悩む余裕があって、

別に今すぐ決めなくても、自分の命にかかわる状況が、韓国に比べたら少なか

ったのかもしれません。

 

同 じ日本でも、地域によっても様々ですが…

 

特に沖縄は、唯一地上戦を経験し、大国の利益や欲望に振り回され、

朝鮮戦争時と同じ境遇を経験した地域であることを学びました。

韓国の歴史背景と似てるところがあるんですね。

その背景があってか、どこか日本とは違うような文化や雰囲気を感じます。



固定観念破壊

 

 日本で無意識に当たり前だった

 考え方、やり方、常識、観点は、一切通用しない

 

そうなった時に、

今までの考える材料や道具が使えない訳ですから、

パニック、不安、「あら?!どうしよう?!」

ってなるんですけど、

全くの真新しいイメージや観点と出会うことって、

そんなに人生のうちで経験できるものでもなくないですか?

ましてや、この歳になって(笑)

 

この喜びってめちゃくちゃ大きいのです。

 

頭はどうしよう?って困ってても、心は喜んでいる、

という状態ですね。

バコ〜ン!!と一気に観点が広がる感じ、

固まってたものが緩んで自由になった感じ。

 

うなると、

なぜ今このような状況になっているのか、

土地や国の成り立ち、その国に住んでいる人の成り立ち、

などなど、点と点だったものが線になり、

ストーリーのように自分とも繋がってきて、Live感が増してきます。

変化が楽しくなります、固定したくなくなります(笑)

 

出 会いは、

人とももちろんそうだし、

土地との出会いもあるし、

歴史とも、国とも、

そして、

新しい自分とも出会える!

 

 自分の観点が柔らかくなって変化できれば、

 全ての出会いが変わる、

 どこにいても新しく出会える。

 

 『出会いが変わり、感動が生まれ、また出会いたくなる。』

 

これは、ヌリ路のおかげで培った宝物だと思っています☆

 

自分の当たり前と思っている観点に気付かず、

いつまでも新しい観点に出会うことができなかったら、

毎日常に出会いが楽しくなってしょうがない、

感動がある毎日の蓄積、っていう生活は難しかったでしょう。

土地や歴史と出会うという発想も無いだろうし。

 

出会いがマンネリになるというのは、とっても勿体ない事です。

 

自分自身で自主的に出会う、自主的に過去・現在・未来へとストーリーを描く

ことができる、変化を楽しむことができる♪

 

素敵ですよね〜

 

もっともっと多くの人へ

気持ちの良い固定観念の破壊のショックと、新しい観点と出会う喜びと、出会

いの広がり、感動がある Life Style を伝えていきたいと思っている今日この頃

なのです。

 

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