被災地から被災地へ
9月6日 午前3時8分
私は、出張で北海道にいました。
本当は、4日に大阪へ帰る予定でしたが、
台風接近ということで飛行機が飛ばず、6日に延期したところ。
何だかその日は寝苦しくて、やっと寝入ったと思っていたら…
ゆらゆら…グラグラグラ〜っと結構長い間揺れてびっくり!!
震源地は北海道。
思わず、阪神淡路大震災の時を思い出しました。
すぐさま北海道の同僚が連絡をくれ、
オフィスに避難することに。
台風の時もそうだったけど、
航空会社もなかなか繋がらない。
やっとこさ8日に取り直せたけど、
一体全体この先どうなるのか検討もつかない。
明るくなってから、宿泊先からオフィスへ向かう時、
スマホ片手に、小さなスーツケースをガラガラやりながら歩いている私に、
一人の女性が声をかけてくれました。
「何かお困りですか?」
自分も大変だろうに、この優しさが身に染みる〜( ;∀;)
北海道には二年間住んだことがあるんですね。
その時にも感じたけど、
危機の時こそ、みんなで力を合わせて乗り越える、
そんな、何だか「生きる」力を教えてもらえるような、
その生きる力の源、背景、歴史にもたくさんの涙が詰まっている北海道。
私にとっては、とても学びの多い二年間でした。
オフィスに着いたら、
停電、断水ということで、
みんなで手分けして食料を買い出し、
近くの公園はまだ水が出るということで、
バケツを持って水汲みリレー。
こんな時、一人だったら心細いよね。
まして、観光に来て震災に合うなんて。
言葉が通じなかったり情報が入ってこなかったりで、
相当不安だと思う。
こんな大変な中ですが、
こんな時だからこそ、仲間と色んな話ができた気がする。
自分たちが、今、何をやらなければならないのか?!
共通のVISIONに向かって、個人の壁を超えて、
まるで自分が Project そのもののようになって変化をつくっていく。
「生きる」ならば「どう生きるか。」
目標、目的、VISION、使命みたいなものを改めて考えさせられました。
私は、やっとの思いで8日に大阪へ戻って来たのですが、
北海道は、これからが色々大変だと思います。
食料だけでなく、日用品やガソリンなどの物資が足りなくなると思うし、
計画停電もあるかもしれないと聞いてるので、
早く復旧することを願うばかりです。
そして、この地震で犠牲になられた方に、ご冥福をお祈り申し上げます。
全国に仲間がいることの価値をヒシヒシと感じた北海道滞在。
このとても貴重な体験を、今後必ず活かしていきたいと心に誓いました。
大阪もまだ停電している所もあるし、
世界からの玄関口 関西空港もまだ復旧には時間がかかるということで、
こんな時こそ、
お互い助け合って、乗り切ろう!
関西も北海道も、日本も、踏ん張ろう!
この空は、みんな繋がってる⭐️